動物ごとの麻酔の注意点

11-03-2013 updated

マウス・ラット


> 研究目的で必要になる場合以外に,麻酔前の絶食はとくに必要としない(1)。

> 楽剤の連続投与のための静脈ラインの確保が困難であるため,腹腔内または筋肉内投与で全身麻酔を行う(1)。

モルモット


> 食餌が口腔内に残り,これが気道を閉鎖することがあるため,短期間の絶食が必要である(1)。

> 齧歯類と同様に麻酔薬の静脈内投与は難しく,腹腔,筋肉または皮下投与を行う(1)。

ウサギ


> 麻酔前の絶食はとくに必要でない(1)。

> 術前の取り扱いでストレスを受けやすいため,麻酔前投与薬による鎮静が有効である(1)。

> 吸入麻酔薬だけで麻酔導入できるが,ハロセンやイソフルランは忌避するため,セボフルランが効果的(1)。

References

  1. 久保 2011a (Review). 研究施設の中の動物たちとリファインメント. Journal of Nara Medical Association 62, 1-10.