肥満モデル(ニジマス) Obese model: rainbow trout

9-15-2014 updated

魚類でも,選抜育種 selevtive breeding によって肥満モデルが確立されている。このページではニジマスの肥満系統についてまとめる。

  1. 概要

ニジマスでは,選抜育種によって筋肉の脂質含量が異なる系統が作られている。Fatty muscle (F) line および lean muscle (L) line と名付けられている(1I)。体全体に含まれる脂質の量は両系統で同じであるが,筋肉の脂質量がF line で高い(1R)。

> F/L系統に,high-energy または low-energy の餌を与えて筋肉のマイクロアレイ解析をした論文(1)。

: 一般に,脂質含量の高い high-energy diet (HE) で 肝臓の脂質合成は低下し,β酸化 が活性化する。

: 数十の遺伝子の発現が餌または系統で異なっていたが,とくに CD36 と VLDL 受容体に着目。

: これらは HE diet で発現が上がり,かつ F line で高発現していた。筋肉の脂質量に関連するかも。

References

  1. Kolditz et al. 2010a. Changes in white muscle transcriptome induced by dietary energy levels in two lines of rainbow trout (Oncorhynchus mykiss) selected for muscle fat content. Br J Nutr 103, 629-642.