パラフィン包埋 Paraffin embedding

6-7-2015 updated

  1. Protocol-at-a-glance
  2. パラフィン切片の蛍光免疫染色

関連項目



Protocol at a glance

  1. 4% パラホルムアルデヒド/PBSで組織を固定 fixation する。
  2. 70% エタノールで1晩,80%, 95% エタノールで 45 分 x 1 回ずつ,100%エタノールで 1 時間 x 3 回脱水する。
  3. キシレン xylen 1時間 x 2回,パラフィン paraffin 1時間 x 3回。
  4. 組織をパラフィンブロックにする。
  5. ミクロトームで切片を作り,40˚Cの蒸留水中に浮かべる。
  6. スライドガラスに切片を移し,O/N で乾燥させ染色実験へと進む。

 

試薬 Reagents


プロトコール詳細


1. 組織の固定


パラフィン切片の蛍光免疫染色


一般に,パラフィン切片は自家蛍光のためにバックグラウンドが高くなってしまい,蛍光染色には向かないと言われる。しかし,実際のところは標的タンパク質の量と抗体により,報告例も多い。

 

少なくとも文献 2, 3 では,脳のパラフィン切片で GAD65/67 を蛍光検出している。文献2は少しバックグラウンドが高いかもしれない。

References

  1. トミーデジタルバイオロジー株式会社 免疫組織化学染色プロトコール パラフィン包埋切片.
  2. Lin et al. 2014a. Cortical parvalbumin GABAergic deficits with α7 nicotinic acetylcholine receptor deletion: implications for schizophrenia. Mol Cell Neurosci 61, 163-175.
  3. Kigawa et al. Stem cell therapy: a new approach to the treatment of refractory depression. J Neural Transm, published online.